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◆1月1日(日)「神のものとされた民」

ペテロの手紙第一2章9、10節


新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。


本日は元旦礼拝です。

元旦礼拝では、日本イエス・キリスト教団の

2025年度の教団標語としての聖言の中から語ります。


その聖言は旧約聖書の言葉も新約聖書の言葉も難しいです。

新約聖書の方から語りますが、難しい言葉も多くあり、難解かも知れません。


Ⅰ、選ばれた種族(9節)

ペテロは、手紙で選ばれた種族とあり、

神は選びたもうお方ではありますが、

自分自身がそこまで神に選ばれている確信がもてない時もあります。


しかし、神が選ばれた種族の群れが

現代ではイエス・キリストの教会です。


神は一方的な愛で私たちを選びます。

「あなたがたがわたしを選んだのではなく、

わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」

(ヨハネ15・16)と。

それは神の先行の選びということです。

私たちは自分でキリストを選んで信じたと思っていますが、

その前に、神が私たちをまず愛してくださって選んでくださったことを

忘れてはならないのです。


Ⅱ、王である祭司(9節)

祭司とは、神と人との間でとりなしの祈りをささげる者です。

祭司として立つには、神への信頼と、

この世の人たちに対して愛の心が必要です。


祈る教会は神の豊かな祝福を得ます。

「祈祷会は教会の生命線」とよく私は言いますが、

一度だけでもこの年2025年、出席していただけたらと願います。


そして大祭司なる主イエスは、

十字架で贖いの御業を完成したあと、

天において、贖われた者たちのために日夜祈っておられます。


そして、聖霊を、求める者、信じる者に与えておられるのです。


Ⅲ、神のものとされた民(9、10節)

自分のからだは自分のものと思っていました。

しかし、教会に来てそのことが誤りだと気がついたのです。

私たちは神のもので、キリストのものであることを

聖書は教えています。


それは私たちの信仰でそのようになるのではなく、

神のあわれみによりそのようにされるのです。

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